ラップランドの犬ぞりに着る5つの重ね着

冬のロヴァニエミ周辺は、日中でも−10〜−20 °Cくらいのことが多く、そりに乗るとそこに風が加わります。外側の防寒着はツアーで借りられますが、その下に何を着るかは自分次第です。重ね着さえうまくいけば、指先ではなく犬たちのほうに気持ちを向けられます。

そりの上はどれくらい寒い?

冬のロヴァニエミ周辺は、日中でもだいたい−10〜−20 °Cです。晴れた夜はさらに下がり、寒波が来れば日中の気温もこの範囲を大きく下回ることがあります。

そりの上では、温度計の数字よりも寒く感じます。座っていても立っていても、犬たちが一定のペースで走るので、乗っている間ずっと風を受け続けるからです。操縦する人は、ほとんど動かさない手でブレーキを扱うことにもなります。

雪の量も気温も週ごとに変わり、どちらも保証はありません。冬のそれぞれの時期の傾向は、ロヴァニエミで犬ぞりに最適な月のガイドにまとめています。

ツアーで借りられるもの

このサイトで紹介しているツアーはどれも外側の防寒着を貸してくれますが、中身は少しずつ違います。足りない分は自分で補う必要があります。小物でつまずく人が多いので、予約するツアーの掲載ページを確認してください。

ツアー料金ツアーで借りられるもの自分で持っていくもの
Apukka 6 km 自分で操縦約245ドル防寒つなぎ、防寒ブーツ、ウールの靴下、ミトンベースレイヤー、帽子、インナー手袋
A Day In Laplandのサファリ約245ドル防寒つなぎとブーツベースレイヤー、帽子、暖かい手袋、ウールの靴下
Safarticaのデイタイム・サファリ約211ドル冬用の防寒着(品目の記載なし)ベースレイヤー、帽子、手袋
Bearhillのライド約70ドル極寒地用のアウターベースレイヤー、帽子、手袋
ハスキー&トナカイのセット約221ドル冬用の防寒着、ヘルメット、目出し帽ベースレイヤー、インナー手袋

注意したいのはA Day In Laplandです。防寒つなぎとブーツは含まれますが、帽子と手袋、それに靴下は含まれないので、暖かいものを自分で用意してください。

肌から外へ、5つの重ね着

  1. ベースレイヤーはメリノウールか化繊のものを上下で。締めつけずに肌にフィットするもの
  2. ミドルレイヤーはフリースか薄手のウールセーター。いちばん寒い日はフリースのパンツも
  3. 借りた防寒つなぎをいちばん外に。そりが動き出す前に、あごまでファスナーを閉めます
  4. 暖かい帽子はフードの下にかぶれるものを。顔にはマフラーかネックウォーマーを
  5. 薄手のインナー手袋をミトンの中に。これで写真を撮るときも素手にならずに済みます

厚手のセーター1枚より、薄いものを何枚か重ねたほうが調節が簡単です。ミニバスの中で暑くなったら、1枚脱ぐのではなく防寒つなぎの前を開けてください。犬たちが走り出したら、全部着ていたくなるからです。

綿の服はホテルに置いていく

綿は汗を吸って乾きにくく、湿った生地は肌から熱を奪います。防寒つなぎの下のジーンズは、ホテルのロビーでは平気でも、トレイルに出て20分もすれば冷たくなります。

綿の靴下も同じです。薄い靴下2枚をブーツに押し込むより、良いウールの靴下1足のほうが暖かいです。きつい靴下は、つま先を温める血の流れを妨げてしまうからです。

ラップランドの犬舎で、オレンジ色の防寒スーツと帽子姿の笑顔の参加者がハスキーを抱きしめている

手、足、顔

最初に冷えるのは手です。ハンドルを握り続ける操縦者は特にそうです。厳しい寒さでは、指同士が温め合うミトンのほうが手袋より暖かく、中に薄いインナー手袋をしておけばファスナーやカメラも扱えます。

ツアーで借りるブーツは大きくて断熱性が高いことが多いので、厚手のウール靴下1足で十分です。つま先の感覚がなくなってきたら指を動かし、終わるまで我慢せずに次の停止でガイドに伝えてください。

外に出ているのは顔だけで、風はそこを狙ってきます。ネックウォーマーを鼻まで引き上げるだけでかなり違います。スキーゴーグルは必須ではありませんが、犬の足が雪を跳ね上げるときにはありがたい存在です。

すべての防寒着を借りられる長い1日

Arctic Circle Snowmobile Parkは冬用の防寒着に加え、2人乗りスノーモービル用のヘルメットと目出し帽も貸してくれます。料金は約221ドルから。6時間をかけてハスキーとトナカイに会い、それぞれが引くそりに500 mずつ乗るので、いろいろ少しずつ味わう内容だと考えてください。GetYourGuideでは1,200件以上の口コミで4.6です。

寒さの中のスマホとカメラ

厳しい寒さの中ではスマホの電池がすぐに減り、残量が十分あっても電源が落ちる機種もあります。体に近い内ポケットに入れておき、撮りたい1枚のときだけ取り出してください。

長い1日なら、同じポケットに小さなモバイルバッテリーを入れておくと安心です。操縦者はスマホを手に持たないでください。両手はそりのためのものです。写真は停止中か、相方と交代したあとに撮りましょう。

マフラーの中に息がこもると、メガネが曇ることがあります。コンタクトレンズにするか、ネックウォーマーを鼻にかけず鼻のすぐ下で止めると防げます。アウトドアショップの曇り止めシートも、長い1日には安くて頼れる対策です。

当日の朝のチェックリスト

  • 上下のウールか化繊のベースレイヤー
  • フリースかウールのミドルレイヤー
  • フードの下にかぶれる暖かい帽子
  • 薄手のインナー手袋(A Day In Laplandなら自分の暖かい手袋も)
  • 厚手のウール靴下1足
  • ネックウォーマーかマフラー
  • 内ポケットにスマホ、あればモバイルバッテリー

子どもは大人より早く冷え、それを口にするのが遅れがちです。ツアーごとの小さな乗客への対応は、ロヴァニエミで子どもと犬ぞりのガイドで紹介しています。

風の中でじっと座っている時間は、走行時間で決まります。そりに乗る時間のガイドでは、7〜12分のお試しライドから30〜50分のサファリまで比べています。

まだ迷っているなら、料金のガイドでどの料金に防寒着や送迎が含まれるかを確認できます。現地に着いたら、良いハスキー牧場の見分け方が犬舎の様子を読み取る助けになります。

重ね着の順番

乗る前の寒さ対策Q&A

冬服は自分で持っていく必要がありますか?

外側の防寒着は必要ありません。ここで紹介するツアーはどれも防寒つなぎか冬用スーツを貸してくれて、ほとんどはブーツも借りられます。ベースレイヤーと暖かい帽子は自分で用意し、A Day In Laplandなら手袋とウールの靴下も持っていってください。

ロヴァニエミ近郊のハスキーサファリはどれくらい寒いですか?

冬の日中はだいたい−10〜−20 °Cで、晴れた夜はさらに冷え込みます。そこにそりのスピードによる風が加わり、体感温度はもっと下がります。

犬ぞりにはミトンと手袋のどちらがいいですか?

厳しい寒さでは、ミトンのほうが手が冷えにくいです。中に薄いインナー手袋をしておけば、素手を出さずにスマホやファスナーを扱えます。

防寒つなぎの下にジーンズをはいてもいいですか?

おすすめしません。綿は湿気を含んですぐに冷えるので、ジーンズの代わりにウールか化繊のタイツをはき、その上にフリースのパンツを重ねてください。

寒さの中でもスマホは使えますか?

温かく保っておけば、たいていは使えます。内ポケットに入れておき、写真を撮るときだけ取り出してください。長い1日なら小さなモバイルバッテリーがあると安心です。