ロヴァニエミのハスキー牧場は犬を大切にしている?

たいていの人は、そりを走らせる数分前に初めて犬たちに会います。だからこそ、どこを見ればいいかを知っておくと安心です。良い犬舎かどうかは、庭先から見える小さなことに表れます。このガイドではそのサインと、ロヴァニエミの各ツアーの掲載ページに書かれている約束、予約前に聞いておきたい質問をまとめました。

そりを引くのはどんな犬?

ロヴァニエミ周辺のそり犬の多くはアラスカン・ハスキーです。見た目ではなく走るために交配されてきた使役犬のミックスです。絵はがきに出てくる、ふわふわで青い目の犬よりも細身のことが多く、毛並みも1頭ごとにかなり違います。

シベリアン・ハスキーを飼っている犬舎もあります。こちらは歴史の古い登録犬種です。細身で雑種っぽい犬が並んでいても、手を抜いている証拠ではありません。むしろこの競技とともに育ってきたアスリートであることが多く、良いガイドならその違いを喜んで説明してくれます。

たとえばSafarticaは、掲載ページで犬舎にアラスカン・ハスキーがいると書いています。犬種を明記しているツアー会社は少ないので、気になったら現地で聞いてみてください。

よく休めた、走りたがっている犬の様子

どの犬舎でも一番にぎやかなのは、チームが出発する直前です。ハスキーがハーネスをつけたまま吠えて跳びはねるのは走りたいからで、その騒がしさは苦しんでいるサインではなく、むしろ良いサインです。

見てほしいのは、走っていない犬たちです。休んでいる犬はリラックスしていて、動き回れるスペースと風よけがあるはずです。人を怖がって縮こまる犬や、隅で背中を丸めたままの犬がいたら、ガイドにそっと聞いてみる価値があります。

よく世話をされているチームは、走り終えると少し雪の上に寝転んでから、なでてもらいに寄ってきます。手のひらに頭を押しつけてくる犬は、やさしく扱われることに慣れています。

ロヴァニエミ近郊の牧場で、休憩中に雪の上に並んで横たわるハーネス姿の2頭のハスキー

均等な積載と重量制限

重すぎるそりはチームを疲れさせ、後ろに続くそりもすべて遅くなります。Apukkaの6 km自分で操るサファリは、どのチームも均等な重さを引けるようにそりのバランスを取っていると掲載ページに書いています。さらに、1台あたり乗客込みで250 kgまでという上限もあります。

この上限に加えて、1台に乗れるのは大人2名と子ども3名までです。予約のときは細かく感じるかもしれませんが、こうしたルールは犬の側に立った約束です。

ほかのツアー会社もそれぞれルールを出しています。A Day In Laplandは1台に2名が乗り、途中で操縦役と乗客役を交代します。掲載ページに重さの記載がなければ、特に体格の大きい2人で乗る場合は予約前に確認してください。

認証と、それが意味すること

Apukkaの掲載ページによると、同社は動物福祉を基準に含むGreen Activities認証を取得しています。つまり、犬舎が自社の約束だけでなく、書面の基準に照らしてチェックされているということです。

認証は良い出発点ですが、毎日のあらゆる細部を保証するものではありません。認証がなくても同じくらい丁寧に犬舎を運営している小さな牧場もあるので、ラベルはいくつかあるサインのひとつと考え、現地では自分の目で確かめてください。

1頭ずつ犬の話をしてくれるガイド

良い犬舎のいちばんわかりやすいサインのひとつは、チームの犬を名前で知っているガイドです。先頭を走るのは誰でなぜなのか、一番若いのはどの犬かを聞いて、答え方に耳を傾けてみてください。

マッシャーの話は具体的なはずです。この子は力強く引く、あの子は人見知り、と話せる人は毎日犬たちと過ごしています。あいまいな答えが悪い証拠になるわけではありませんが、詳しい答えが返ってくれば安心できます。

走ったあとに犬と過ごす時間も、同じ見方ができます。Apukkaは犬とのふれあいが含まれていて、口コミには走行後に子犬に会えたという声もあります。Safarticaのデイタイム・サファリは、5 kmのコースを走り終えたあと、犬舎で犬にまつわる話を聞いて締めくくります。

たき火の時間がある小さな牧場

A Day In Laplandは、森の中のハスキー牧場に最大8名までしか連れて行きません。料金は約245ドルから。約30〜50分で6〜10 kmを自分で走り、そのあとコタで温かい飲み物と焼きソーセージを楽しみます。GetYourGuideでは220件以上の口コミで4.9です。

ガイドに聞いたほうがいい気になるサイン

ひとつの場面だけで全体はわかりませんし、繁忙期の朝の犬舎はばたばたして見えることもあります。それでも、次のようなことはその場で、あるいは後でツアー会社へのメッセージで、丁寧に聞いてみる価値があります。

  • やせて見える、足を引きずっている、ハンドラーが近くを通るとびくっとする犬
  • 走行の合間に休む様子もなく、何度も送り出されるチーム
  • 記載された乗客数を大きく超えて人を乗せたそり
  • ハーネスをつけている犬について、何も話せないガイド
  • 風よけもなく、短い鎖につながれたままの犬

何か気になったら、原因を推測するのではなく、見たことを口コミに書いてください。口コミは次の旅行者もツアー会社も読んでいます。怒りをぶつけるより、正確に書くほうがずっと役に立ちます。

犬舎で過ごす数分は、あくまで一瞬を切り取ったものです。氷の上で転んで足を引きずっている犬は、もう獣医に向かう途中かもしれません。判断する前に、まず聞いてみてください。

犬の福祉と予約の関係

グループの人数は、あなただけでなく犬にも影響します。少人数なら出発時にハーネス姿で待つチームも少なくて済みます。詳しくは少人数ハスキーサファリのガイドをどうぞ。

走る距離はまた別の問題です。サンタクロース村のBearhillのライドは2.5 kmを7〜12分で走り、A Day In Laplandのサファリは6〜10 kmです。走行距離のガイドで、各ツアーで実際にそりに乗る長さを比べています。

自分で操るつもりなら、先に自分でチームを操るか、乗るだけにするかを読んでおいてください。下り坂でやさしくブレーキをかける落ち着いた操縦者は犬の負担を減らしますし、ガイドもそれに気づきます。

すべてのツアーの料金はロヴァニエミのハスキーサファリはいくら?にまとめています。高いからといって犬の世話が良いとは限らないので、金額と一緒にこのページのサインも考えに入れてください。

犬舎にて

犬についてよくある質問

犬はそりを引くのを楽しんでいますか?

そり犬は走るために育てられた犬で、たいていはスタートラインで大きな声を上げてそれを示します。よく休み、十分に食べているハスキーは自分から引きます。犬舎が犬を大切にしているかどうかのサインは、このガイドで紹介しています。

ロヴァニエミ近郊のハスキーはシベリアン・ハスキーですか?

ほとんどは違います。多くは走るために交配された使役犬のミックスであるアラスカン・ハスキーで、シベリアン・ハスキーも一部います。毛並みや毛色は犬によってかなり違います。

そりに重量制限はありますか?

Apukkaは1台あたり乗客込みで250 kgまでとしていて、乗れるのは大人2名と子ども3名までです。ほかのツアー会社は独自のルールを設けているので、まず掲載ページを読むか、予約前に問い合わせてください。

犬をなでてもいいですか?

ほとんどのツアーでは、走り終えたあとならなでられます。Apukkaは犬とのふれあいが含まれていて、A Day In Laplandにもハスキーと過ごす時間があります。ハーネスをつけた犬に触る前には、ガイドに確認してください。

犬のことが心配になったらどうすればいいですか?

まずその場で落ち着いてガイドに聞き、そのあと見たことを口コミに書いてください。原因を推測するのではなく、犬の状態やそりの積載など、実際に見たことに絞るのがポイントです。